ストレスを抱えやすい人と抱えにくい人の典型的な違いとしてよく知られているのが、思考パターンがポジティブかネガティブかという点です。
ネガティブ思考をする人はストレスを抱えやすく、ポジティブ思考があると厳しい状況でもストレスを払拭できる傾向があります。
看護師はネガティブ思考があるとストレスに苛まれるリスクが高いと理解し、日頃から気を付けて過ごすのが大切です。
看護師の仕事では理不尽なことを言われることもよくあります。
患者だけでなく医師や同僚からも無理なことを言われる場合もありますが、ひどい人だと思ったり、そんなことは無理だと考えたりしてしまうとストレスが大きくなってしまうでしょう。
こういう人もいるのは仕方ないだろうとポジティブに捉えて、自分にこれから何ができるかという視点で考えられるようになるとストレスが減ります。
看護師は仕事で失敗をしてしまうこともあります。
自分は看護師に向いていないのではないか、自分のせいで大勢の人が迷惑を受けたのではないかと思うと大きなストレスになるでしょう。
失敗は誰でもするものなので、ポジティブに捉えて次は失敗しないようにするという意識を持つとストレスが減ります。
ネガティブ思考があるとストレスが増幅されてしまい、自分は本当に看護師として働いていて良いのかという疑問すら生まれてくることがあります。
できるだけポジティブ思考を持つように心がけるのが看護師にとって重要なのです。